薄い肌の角質層を育てるスキンケア

私が実際に行っている肌の改善対策の中で、一番効果があると実感しているのは「角質層を育てるスキンケア」です。

薄いといわれる人の肌は表皮の角質層が薄くなっているので、外部からの刺激を受けやすく、様々な肌トラブルを引き起こしやすい状態です。

ですから刺激を与えない、肌の表面を保護する、しっかり保湿するなどに配慮した毎日のスキンケアを実行して、時間をかけて角質層を育てていくことが、健康で元気な肌を取り戻すことに繋がります。

肌が薄いとは?~私の場合

人によって肌の質が異なるように、肌の厚みも違います。通常、肌の表皮の厚さは平均で0.1~0.3mm程度ありますが、肌が薄いというのは角質層を含む表皮部分が薄いということです。

そのためキメが細やかな人が多い反面、毛細血管が透けて見えたり、クマが目立ったりということも。

また表皮は、外部からの異物の侵入や水分の蒸散を防ぐバリアの役割を担っているので、肌が薄いと刺激に敏感になってピリピリしたり、水分が保持できずに乾燥したりなどというトラブルを起こしやすくなります。

私の場合は、10代の頃は特に肌が薄いと自覚することはありませんでした。それが20代前半に社会人となり、毎日メイクをするようになってから度々肌トラブルが起こるように。

でもメイク自体がとても楽しく、新商品が出るとすぐに試したり、かなり濃いメイクをしたり、メイクを落とさずに寝てしまったりなど、自分の肌質や肌ダメージをまったく気にしていませんでした。

30代のある時、使用したマスクが肌に合わなかったようで、口の周りに四角く赤い小さな湿疹が出たことも。まるで赤いマスクをしているような見た目になり、同僚や友人には大笑いされ、深く帽子を被らないと外出できないような恥ずかしい状態に・・・。

慌てて皮膚科に行くと、それまで自分では乾燥敏感肌だと思っていたのですが、「肌が薄いので刺激を受けやすいですね」と言われました。その後も季節の変わり目や花粉の時期、生理の時などには特に肌の状態が揺らぎ、赤くなったり、湿疹が出たり、痒くなったり、それまで大丈夫だった化粧品でも急にピリピリしたり。40代を迎えた頃、年齢を重ねると更に肌が薄くなっていくという情報を知って、本気で肌の改善に取り組むようになりました。

肌を削りすぎないのが育てるコツ

肌の表皮は層になっていますが、最も外側にあるのが角質層で、肌の保湿やバリア機能を担っています。

角質層は肌の表面に14日間くらい滞在して、その後、角片(垢のこと)になってはがれ落ちていきます。

薄い肌がいきなり厚くなるということはあり得ませんから、この角片を落とし過ぎないようにして滞在期間を長くし、角質層を守ることが大切になります。

ですから毎日のスキンケアに気を付けることが、肌の生まれ変わりの周期を正常に整えて、角質層をしっかりと積み上げることにつながります。そして角質層が育つと、肌の保湿機能やバリア機能がアップしていきます。

私の薄い肌は1ヶ月半で厚くなった

「角質層を育てるスキンケア」を続けて7、8年ほど経過している現在の私の肌は、かなり刺激に強い肌へと改善しました。

睡眠不足やストレスで体調を崩すとダメージが出ることもありますが、以前のようにちょっとした刺激で肌がダメージを受けることはほとんどありません。

対策に取り組み始めて2~3週間ほどで肌荒れや乾燥の改善といった変化を感じ始め、1ケ月半くらい経つと肌の手触りがモチモチとしてきたのを実感できました。

もちろん長い目で見て取り組んでいくことが大切で、毎日のことですから習慣化すると大変さを感じなくなります。

角質層を育てるために必要な2つの見直し

「角質層を育てるスキンケア」として私が取り組んだことは、「スキンケアの方法」と「使用するスキンケア用品の見直し」です。

洗顔料

具体的に説明していくと、朝の洗顔は洗顔料を使わずにぬるま湯で洗うだけ。冷たくヒヤッとする水よりもほんの少し温かいくらいのぬるま湯で、手のひらが顔に付かないように意識して洗います。

メイクをしている日の夜は、クリームタイプのメイク落としでやさしく滑らせるように。たっぷりの量を使って、できるだけ摩擦を軽減します。そして洗顔は、泡立てネットを使ってふわふわの泡をつくり、顔にのせたら指が顔に触れないように泡で洗うように。いずれも「こすらない」「流し過ぎない」ことがポイントです。

基礎化粧品

次に基礎化粧品を使用して肌にうるおいを与えていきますが、こちらのポイントは「こすらない」「刺激を与えない」こと。

私は化粧水、乳液、美容液、クリームを使っていますが、顔に指で広げるのではなく、手のひら全体を使ってハンドプレスでやさしく押し込むように意識しています。コットンを使うと肌が赤くなることがあったので、今は使用していません。

薄い肌におすすめの育てるコスメ種類

スキンケア用品を選ぶ時には、まずは配合されている成分をチェック。保存料や防腐剤、香料、着色料といった添加物が不使用なことと低刺激処方であることを確認します。

敏感肌用とされているスキンケア用品には、これらをクリアしているものが多くあります。

さらにセラミドやエラスチンなどの成分を含んだ保湿力が高いもの、スクワランなどの保護成分が配合されているものを選ぶようにしています。

新しい化粧品に切り替えたい時には、サンプルがあれば必ず二の腕の内側の肌でパッチテスト。面倒に感じる人もいると思いますが、顔に使用してダメージが出ることを考えると手間ではありません。

またダメージを与える紫外線から肌を守る日焼け止めの使用は必須。肌にやさしいノンケミカルの日焼け止めを使用しています。

現在私が飲んでいるサプリメントはエクオール配合サプリ。直接的に肌のためということではありませんが、女性ホルモンのバランスを整える作用がある成分なので、健康や美といった女性らしさをサポートしてもらう目的で飲んでいます。

薄い肌におすすめできないコスメ

肌が薄い人は角質を守る必要があるので、逆の働きをすると考えられるものは使わないのがおすすめ。

例えばピーリングや酵素洗顔料、拭き取り化粧水など。肌のくすみや毛穴の黒ずみを改善する効果が期待できますが、肌をさらに薄くする可能性があります。

またスクラブ入りの洗顔料や拭き取りタイプのクレンジングシートなどは、肌をこすって刺激を与えるため使っていません。

肌を育てるスキンケアの欠点

正直に言うと、本音は肌が薄いという悩みがなければ、次々と発売される新商品や新成分配合の商品を自由に使ったスキンケアやメイクを楽しみたいところ。

でもどの成分が肌に合わないかを特定するのは難しいこともあり、新しいものを使う際には慎重になってしまいます。

また時間や気持ちにゆとりがない時には、急いでパパッと顔を洗ったり、適当に基礎化粧品をつけたりできたらいいのに・・・と思うこともあります。

でも肌を守るためには、慎重にならざるを得ません。流行に流されず、時間をかけて角質層を育てていく必要があることが、このスキンケア方法の欠点と言えるのかもしれません。

また肌の外側からのケアだけではなく、もちろん体の内側からのケアも重要。健康な肌作りには栄養バランスのよい食生活に配慮し、良質のたんぱく質やビタミン類、女性ホルモンの不足を補う大豆食品などを積極的に摂取することも対策になると思います。

最後に

「美は一日にしてならず」と同様に「肌の薄さの改善も一日にしてならず」をモットーに、長い期間をかけて自分の肌と向き合って改善に取り組んでいます。

短絡的な考えで肌に負担をかけるスキンケアを続けていると、後にトラブルとなって返ってきてしまいます。

紹介したスキンケア方法が同じ悩みを持つすべての人に有効であるかはわかりませんが、できるところから試していただいたり、少しでも参考にしていただけると嬉しく思います。

肌を育てる方法例

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